【映画×腕時計】「ミッション:インポッシブル」シリーズプレイバック!トム・クルーズが着用する腕時計をご紹介

腕時計

みなさん、おはこんばんにちは。

つい先日ミッション:インポッシブルの最新作「ファイナル・レコニング」が公開されました。

1996年に第1作「ミッション:インポッシブル」が公開されてから約30年続いてきた超大作、第1作から主演を勤めるトム・クルーズも回を重ねるごとに男としての魅力が増していってますね。

今回はそんな超人的ハリウッドスターであるトム・クルーズが作中で着用していた腕時計をご紹介します!

名作映画には、俳優やストーリーにキラリと花を添える腕時計があり、映画の中の”一つの小道具”とするよりも、その”腕時計を着用する背景”を考えるとその映画をより深く楽しむことができると思います。

歴史的名作とも言える「ミッション:インポッシブル」シリーズの主演トム・クルーズがこれまでの作中で着用してきた腕時計を知って、より映画を楽しんでみてはいかがでしょうか?

ミッション:インポッシブル(第1作)CASIO「DW-290-1』

【映画情報】
⚪︎公開日:1996年7月13日
⚪︎監督:ブライアン・デ・パルマ
⚪︎製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー

トム・クルーズが製作・主演を務める「ミッション:インポッシブル」の第1作

往年のテレビドラマ「スパイ大作戦」を映画化したスパイアクションシリーズの金字塔的な映画

作中には、天才ハッカーのルーサー役を務めるビング・レイムスの他、多数の主演作のあるジャン・レノが登場します。

CASIO「DW-290-1」 ※日本未発売
駆動方式クォーツ、ケースサイズ50.6×46.8×14.3mm、重量56g、200m防水、ケース素材(レジン樹脂)、風防素材(無機ガラス)
右下のプッシュボタンが一回り大きく、円筒形の
樹脂パーツと相まって存在感を放っています。

フランツ役を演じるジャン・レノとイーサン・ハント役を演じるトム・クルーズの2ショット

この時トム・クルーズの腕に着用されているのは、CASIO「DW-290-1」

ぱっと見は、「G-SHOCK」のようなフォルムですが、こちらは所謂”チープカシオ”のジャンルになります。

特徴的な六角形のベゼルにプッシュボタンの形状が「G-SHOCK」のそれと異なり、やや外側に出っ張り、押しやすい配置となっています。

ケースサイズは、50.6×46.8×14.3mmと、しっかり目の存在感、夏のTシャツスタイルのようにシンプル目な服装にぴったりハマりそうな雰囲気があります。

また、ケース素材にも特徴があります。

「G-SHOCK」は、耐久性や弾力性に優れる”ウレタン樹脂”を使用していますが、本作は、加工が容易で安価な”レジン樹脂”を使用しています。

レジン樹脂は耐衝撃性ではウレタン樹脂に見劣りするものの、加水分解に強い素材のため、汗や紫外線による劣化を起こしにくくなっています。

防水性能も、本家G-SHOCKに負けず劣らず、200m防水を備えているため、実用性は非常に高い一本となっています。

その上、価格は¥6,680(税込)

タフな状況でも任務完遂に奔走するトム・クルーズが選ぶこの一本は、人と被らない腕時計へのこだわりを感じます。

M:I -2(第2作)CASIO「DW-6900-1」

CASIO「G-SHOCK DW-6900-1」
駆動方式クォーツ、ケースサイズ53.2×50.0×18.7mm、重量67g、200m防水、ケース素材(樹脂)、風防素材(無機ガラス)
1990年代に人気を博したこのデザイン、ストリート、スポーツシーンから幅広く使うことができます。

【映画紹介】
⚪︎公開日:2000年7月8日
⚪︎監督:ジョン・ウー
⚪︎製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー

「ミッション:インポッシブル」第2作は、三国志”赤壁の戦い”を舞台にした映画「レッドクリフ」の映画監督、ジョン・ウーを監督に迎えた作品

第1作よりさらにアクションに磨きをかけた本作は非常に見応えのあるものになっています。

そんなより激しいアクションをこなすトム・クルーズが選んだのはこの一本

CASIO「G-SHOCK DW-6900-1」

「G-SHOCK」の中でも人気モデルの本作は、初号機のスクエア型から一気に様相を変えた力強い形状のラウンド型のベゼルと、文字盤中央に配置された”三つ目のインジケータ”が特徴的なモデル

「G-SHOCK」シリーズの中でも王道の本作は機能も充実

⚪︎1/100秒ストップウォッチ機能
⚪︎マルチアラーム機能
⚪︎LEDバックライト(ホワイト発光)
⚪︎フルオートカレンダー
⚪︎報音フラッシュ機能(アラーム、時報、タイマー連動の選択可)
⚪︎精度:平均月差±15秒
⚪︎12/24時間制表示切り替え

これだけの機能性、タフネスを兼ね備えつつも、手の出しやすい価格帯でいてくれるのは流石のCASIO(恐るべし…。)

価格は¥14,300(税込)

よりタフなアクションを盛り込んできた「ミッション:インポッシブル2」には、よりタフなこの一本がぴったりはまりますね!

M:I -3(第3作)CASIO

CASIO「MTG-910D」
駆動方式クォーツ(タフソーラー)、ケースサイズ52.94×46.2×16.75mm、200m防水、ケース素材(樹脂)、風防素材(無機ガラス)

【映画紹介】
⚪︎公開日:2006年7月8日
⚪︎監督:J・J・エイブラムス
⚪︎製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー

第2作からちょうど6年経った同日に公開された第3作は、ハリウッドきってのヒットメーカーことJ・J・エイブラムスを監督に据え、さらには、今やイーサン・ハント(トム・クルーズ)の相棒として欠かすことのできないベンジー(サイモン・ペッグ)をキャストに迎え、盤石の布陣

本作でも相変わらず、”撃って、走って”でアクション満載、非常に見応えのある作品になっています。

本作においても、イーサン・ハントは腕時計を着用し、ハードなミッションに臨んでいます。

相棒となったのはこの一本
CASIO「MTG-910D」

”メタルパーツと樹脂の融合”をコンセプトにした「MT-G」シリーズ、革新的なハイブリッドなデザインの本作は、メタルパーツに”イオンプレーティング”を施し、同じ膜厚のメッキに比べ、摩擦や錆に強く、傷がつきにくい仕様

さらに紫外線による褪色もしにくく、これまでよりさらにタフな時計に仕上がっています。

機能性・耐久性はこれまで同様、その上に”タフソーラー”を搭載し、実用性に+αをしています。

文字盤デザインも、一目で時刻がわかるよう視認性が向上し、グレイッシュなカラー、流線的なフォルムからもスタイリッシュな印象です。

残念ながら現在廃盤となってしまったこのモデル、中古で見つけた方はぜひ手に取ってご覧になってみて下さい。

3作連続でCASIOの腕時計をご紹介、やはりタフ時計の代名詞とも言える「G-SHOCK」は信頼のおける相棒かもしれません。

ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル(第4作)

TUDOR「ヘリテージクロノ」Ref.70330N
自動巻(Cal.ETA2892)、約42時間パワーリザーブ、ケース素材SS、150m防水、ケース径42mm

【映画紹介】
⚪︎公開日:20011年12月16日
⚪︎監督:ブラッド・バード
⚪︎製作:トム・クルーズ、J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク

第4作は、アラブ首長国連邦「ブルジュ・ハイファ」でのアクションが非常に印象的な作品

第3作で監督を務めたJ・J・エイブラムスが製作陣へ参加、ピクサーで「Mr.インクレディブル」「レミーの美味しいレストラン」で監督を務めたブラッド・バード監督を新たに監督として迎え入れています。

また本作から、ウィリアム・ブラント役でジェレミー・レナーや、凄腕の殺し屋サビーヌ・モロー役として後にボンドガールに抜擢されるレア・セドゥをキャストに加え、アクションにより幅が出ている作品となっています。

第4作でイーサン・ハントが着用している一本がこちら

TUDOR「ヘリテージクロノ」

かつてはROLEX(ロレックス)の兄弟ブランドとして時計製造をしていたTUDOR(チューダー)、現在では独自路線で傑作と言われる時計を数々生み出してきています。

1970年代のタイムピースを現代に復刻したヘリテージモデルである本作は、単なる”復刻”ではないことを感じさせます。

文字盤中央にTUDORを象徴する”シールドエンブレム”、モノクロトーンのフェイスデザインに使われる差し色オレンジねじ込み式リューズなどの特徴のある一本となっています。

作中でイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、高速で走行する車やバイクから飛び降りるような激しいアクションをこなしている間も、常にこの時計を身につけています。

そのことからも本作が非常に堅牢な作りであることが伺えます。

これまでCASIOを愛用してきたイーサン・ハントTUDOR「ヘリテージクロノ」を着用するこの意味を自分なりに解釈しながら映画を観るとまた違った面白さがあるかもしれませんね。

まとめ

ここまで「ミッション:インポッシブル」シリーズ第1〜4作目までで、主演イーサン・ハント(トム・クルーズ)が作中で着用していた腕時計をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

スパイ映画の金字塔的な映画である「ミッション:インポッシブル」シリーズで主人公に選ばれる腕時計は、”華のある高級時計”というよりも、いついかなる状況でも正確に時を刻んでくれる”信頼できる相棒的な時計”が選ばれていますね。

※作中でイーサン・ハント(トム・クルーズ)とともにミッションに立ち向かう仲間の人選と、今回ご紹介した時計選びの考え方がどこか近似しているような気がするのは筆者だけでしょうか…?
(派手さはないけど、個々が任された任務を正確に遂行する点が似ているような…。)

これからも”名作映画を彩る時計”をご紹介していきますので、乞うご期待です!

以上、解散!

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