みなさん、おはこんばんにちは。
Watches&Wonders Geneve2025 の新作紹介の第3弾は、またまた筆者の大好きな
Jeager-LeCoultre(ジャガー・ルクルト)になります!
『雲上ブランド』と呼ばれる世界3大時計ブランドにもムーブメントを提供していた実績のある Jeager-LeCoultre の2025年新作、めちゃめちゃ気になりますよね…!
2025年新作は、角型時計といえばコレ!って方も多いかと思います、「レベルソ」に新モデルが追加されてます!
では早速見ていきましょう!
ジャガー・ルクルト新作① レベルソ・トリビュート ミニッツリピーター

Jeager-LeCoultre「レベルソ・トリビュート ミニッツリピーター」Ref.Q7122480
手巻き(Cal.953)28,800振動/時 約48時間 縦51.1mm×横31mm 厚み12.6mm(ケース素材:18KPG) 3気圧防水 世界30本限定(価格は要問い合わせ)

角型時計の歴史的名作「レベルソ」シリーズに新たに複雑機構「ミニッツリピーター」を搭載したモデルが登場しました!
一見、非常にシンプルな2針モデルかと思いきや、反転させると現れるのは、複雑かつ精密なムーブメント、部品一つ一つの動き、ミニッツリピーターが奏でる音色…etc
この時計は、目で耳で楽しむことができそうですね!
このモデルのために開発された新型ムーブメントCal.953を始め、7つの革新的な特許技巧が搭載されており、至上の一本に仕上がっております。

表面文字盤には、ギョシェ彫りが施された後に、グラン・フーエナメルを何層にも重ねて仕上げられており、匠の技巧が惜しげも無く施されている。
緻密に施されたバーリーコーン模様のギョシェ彫りが、シンプルな2針モデルに圧倒的な存在感を醸し出している。

グラン・フー(高温焼成)エナメルは、エナメル文字盤を800℃前後の高温で焼き上げる過程で”歪み”や”割れ”が生じるため、焼き上げ数に対し半分程度しか商品として使用できないほど加工が非常に繊細です…
そのため、完成した際の文字盤の美しさ・品格は、他では実現できないそうです!

複雑なムーブメントを鑑賞できる裏透仕様になっていながら、ファセット加工インデックスの配置やブルーラッカーの外周を施すことで光のコントラストが生まれ、視認性が確保されている。
また今作には、アリゲーターストラップが付いているが、そのバックルには18KPG製のフォールディングクラスプが採用されている。これには画期的な「ダブルホイール機構」が付いており、なんと0.5mm単位での微調整が可能になっている。
ジャガー・ルクルト新作② レベルソ・トリビュート ジオグラフィーク

Jeager-LeCoultre「レベルソ・トリビュート ジオグラフィーク」Ref.Q714845J
手巻き(Cal.834)21,600振動/時 約42時間 縦49.4mm×横29.9mm 厚み11.14mm(ケース素材:18KPG) 3気圧防水 330万円(税込)

ケース裏面には、中心には世界地図、その全周に世界の24の主要都市名が配置されている。ワールドタイムウォッチとして、ブルーの2トーンに配色された時刻表示のディスクが回転することで、世界の主要都市のタイムゾーンを一目で確認することができる。

「レベルソ」×「ジオグラフィーク」って響きだけで、モノ凄い時計だろうなって想像させるのがジャガー・ルクルトってブランドの偉大さですよね…!
オーソドックスなデイト表示にスモールセコンドを備えた表面を反転させた時に、ワールドタイム表示が世界地図とともに現れる…
めちゃくちゃかっこ良くないですか!?

従来のワールドタイム表示は、都市名が印字されるディスクを回転、基準としたい都市を12時位置に配置させ、そこから時刻を知りたい都市の位置から時刻を読み取るため、判読性にやや難があった。
しかし、今作は主要都市名は直接ケースに刻印され、24時間表示のディスク自体が回転することで、時刻を確認することができる。

ワールドタイム表示の機構を搭載していますが、調整のためのリュウズや特別な工具を必要とするスイッチ類があるわけではなく、ケース上部にさりげなく配置されたトリガーをスライドさせることで調整が可能となっています。
審美性を一切損ねることなく、ここまで複雑な機構を搭載できるジャガールクルトの技術力には脱帽です…
ジャガー・ルクルト新作③ レベルソ・トリビュート ノナンティエム・エナメル

Jeager-LeCoultre「レベルソ・トリビュート ノナンティエム」Ref.Q71125E1
手巻き(Cal.826)21,600振動/時 約42時間 縦49.4mm×横29.9mm 厚み11.7mm(ケース素材:18KPG) 3気圧防水 (価格は要問い合わせ)

裏面には、エナメル仕上げの外表面とラッカー仕上げの内表面の中央にセミジャンピング・デジタルアワー表示と分表示回転ディスクを搭載し、表面とは全く異なる趣向で仕上がっている。

超絶機構を搭載した「レベルソ・トリビュート ノナンティエム」
クラシックな表情の表面を反転させると、そこには星夜をエナメル装飾で表現した斬新な裏面が…
”時計1本で2度美味しい”という表現の真骨頂はここにあると感じました..!

特許を取得している表面12時位置のグランドデイト表示は、標準的な積み重ねディスク構成とは異なり、デイト表示のためのディスク2枚を並列に配置し、それぞれが連動し回転することでデイト表示をしている。これによりデイト表示窓内に高低差が生じず、デザインに均一性が生まれる。ここにも精度と美的調和を一切妥協しないジャガー・ルクルトの時計作りに対する揺るぎない姿勢が体現されている。

ジャガー・ルクルトの技術一つ一つが、美的センスと調和されていて、見ていて美しいのに加えて、仕組み・構造を理解するのも非常に面白いですよね!
(一部の時計マニアにしか理解して貰えなさそうですが…。)
ジャガー・ルクルト新作④ レベルソ・トリビュート スモールセコンド

Jeager-LeCoultre「レベルソ・トリビュート スモールセコンド」Ref.Q713216J
手巻き(Cal.822)21,600振動/時 約42時間 縦45.6mm×横27.4mm 厚み7.56mm(ケース素材:18KPG) 3気圧防水 642万4千円(税込)

艶やかなゴールドカラーの文字盤は、マットなグレイン仕上げをベースとして、ポリッシュ仕上げのインデックスを均等に配置、加えてアップライドのJeager-Lecoultreのロゴ
全てが見事に調和し、洗練されたデザイン、機能となっている。
今作は、モノフェイスであり、裏面はエングレービングを施すことで世界にたった一本の腕時計に仕上げることができる。
他にも、ゴールドのミラネーゼメッシュベルトが付いており、クラシックなデザインに洗練されたラグジュアリーな雰囲気と装着時の快適さを添える設計になっている。
(この優美なブレスレットにも、スライド式クラスプが備えられ、微調整が可能な仕様となっている。)
まとめ
Watches&Wonders Geneve2025 の新作紹介の第3弾は、
Jeager-Lecoultre(ジャガー・ルクルト)でしたが、いかがでしたでしょうか?
メンズラインナップの他、レディースラインナップにも魅力的な新作が追加されております!
筆者個人的にですが、「レベルソ」シリーズの時計は、サイズ展開などラインナップが豊富であり、大切な人とのペアウォッチ、シェアウォッチにもってこいなモデルだと思います。
将来「レベルソ」シリーズを妻とのペアウォッチとして身につけてみたいなぁと密かに考えています…(それがいつになることやら…)
そんな感じでこれからも時計の記事、随時アップデートしていきますので、これからも楽しみにしていてください!
以上!解散!
Jeager-LeCoultre(ジャガー・ルクルト)の公式HPのリンク先

コメント